私が高校生の時に交通事故で父が他界。
父の最期の記録(死体検案書)から、診療録(カルテ)に興味を持ちました。
専門学校卒業後より主に急性期病院における診療情報管理室の立ち上げや体制作りに携わりました。
特に大学病院、県病院において診療情報管理業務、診療録監査及び関連領域全般を経験。
その経験を役立てたく経歴の大半は診療情報管理に係わる仕事を行ってきました。
医療機関で病状の経過をカルテから点検する業務に就いていた時、
適切な加療を受けて退院した後も、やむを得ず再び入院される方と付き添うご家族を目にして、
私も直接的に何か関われないか?と考えるようになりました。
医療と家庭をつなぐ人の手当て。“HUB(ハブ)”のような存在になりたい。
家庭でも続けられるセルフケアへのサポートで、
家族や大切な方々とのふれあう時間に寄り添えるものがいい。
なぜ「病(やまい)」になるのだろう。
頭では生活習慣や遺伝的な要素…といった要因を思い浮かべます。
何か他に手立てになるものはないだろうか…探し求めていた当時の私は、
“巡り” “気(エネルギー)”に目が留まりました。
「巡りが滞ることで病になるのでは?」
そこで、中医学(中国伝統医学)を知り、中医学の基礎、医療気功を学び始めました。
ご自身でサロンとヴィーガンレストランを経営する気功指導の老師から
「気功と食を合わせて、外側と内側から整えてみたらどう?」との勧めに閃き、
薬膳を学ぶきっかけに繋がりました。
私の薬膳のこだわりは、2つあります。
1.自分が使ってみて本当によいと感じたものだけを選んでいます。
2.五感を大切にしています。
目で彩りを楽しめ、手で触れて、音と香りを愉しみ、味わって体感いただけるように。
あなたの身体が求めているものを届けたい
こころとからだに 易しくて優しい やさしい薬膳
ここで繋がる方に、体感、実感を通して、きっかけを作りたい
その思いで、食(薬膳)を通してお届けをしています
神保 友子